□月 ●日  No2680 インフルこわい


 八雲商事内で風邪が流行っておりひどい有様です。
 すでに岡崎がインフルエンザの新型に罹っており、商管から技術部までみなまとめて何かの
 インフルエンザになっているという状況です。
 インフルエンザといえば、妖怪たちがインフルエンザを媒介することがよく知られており、
 この時期になると獣系の妖怪たちが一時隔離されるって事があります。


 一番の問題はやはり天狗たちです。こいつら鳥インフルエンザも普通のインフルエンザも罹ります。
 鳥ですから仕方ないというか、こいつのせいで人間に感染する鳥インフルエンザができるのではないかと
 言われることがあります。そのためか彼女たちは相当インフルエンザを警戒してまして
 この時期になるとうちにより着きません。


 一番のびっくりはボスがインフルエンザで倒れたことです。
 幽霊みたい(失礼)なのにインフルエンザに罹るというのは予想外でした。
 そういえば朝倉は罹りませんね。もっとも彼女は魔力とかを使ってウイルスを撃墜している
 と考えられますので仕方ありません。


 風邪引くと色っぽくなりますよといえばきっと防御を解除するのではないかと
 期待してますが、その後にやってくる現実の前で報復が怖く誰も
 やろうとしていないところがなんとも言えません。


 天狗たちにつきましては、看病したい系男子をどう止めるかが争点です。
 最近では予防接種を受けてから突撃する勇者も居ますから
 大丈夫なんでしょうね。
 外れたら目も当てられないですけどあれも。