□月 ●日  No2703 天狗流雪かき


 幻想郷では大量に雪がふるのに顕界は簡単に経済が麻痺すると言いますと
 俗にいう北から視点と言われかねませんが、やはり幻想郷と顕界だと想定している
 雪の深さが違うんですよ。


 基本的に幻想郷の屋根勾配って北国仕様であり、かなりあります。
 だから屋根に上るときはちょっとこわいです。
 空飛ぶ連中もいるので転落しづらいと思うかもしれません。
 あれはあれで脚に踏ん張りが利かないので、難しいらしいです。


 天狗たちが雪かきと称して超高速移動で雪を吹き飛ばす遊びをしていたのですが
 あれは一種の除雪車みたいなものみたいです。
 これは本来風をガードするバリアーを除雪用のシャベルのように利用するものだそうで
 もともと、空気抵抗を抑えるために三角形のシールドを張ることから
 除雪に利用できると考えられているらしいです。


 周囲は大迷惑ですが、道は確実にできるのでありがたがられてます。
 新聞が売れない天狗たちがここぞとばかりに稼いでいるのが
 とても印象深いです。
 これで新聞発行のカネを稼いでいるというのが何ともですが
 身体売るよりずっとカネになるというからわかりません。


 大半は副業やってるらしいですがね。