報告連絡相談とはよくいったものですが、妖怪相手では発生した事象がしばしば突飛なことになるようです。
我々が幻想郷に行きますと、常時録音状態+モニタリングされている状態となります。
まるで監視じゃないかと言うかもしれませんが、これにはきちんとした理由があります。
基本的に妖怪は神出鬼没です。なので、こちらが妖怪発見の報告を行っても
後で観測すると正しく観測できなかったということがあります。
これは観測対象を一人になるようにすることで、妖怪の存在を大きくみせることが可能になることです。
なので常時観測状態にすることで、妖怪が起こす事象を第三者視点で検証し、より正しい対処を可能にするのです。
すると妖怪たちが動かすことができる事象がかなり制限があることに気づきます。
制限を突けば安全に妖怪と接することが可能なのです。
つまり第三者による検証が可能かどうかという化学的アプローチが極めて重要ということになります。
妖怪と化学って一見相容れないように見えますけど、実のところは妖怪が動かしている事象も
ある程度説明が付くのです。
もちろん妖怪たちも最近ではそういう対処方法を考慮した行動をとるようになってますので
なかなかうまく行かないんですけどね。