依頼人については一応色々言われたものの、弁済は別持ちになったこと、配偶者の浮気相手が
恐怖を感じて縁を切ることになったこと。浮気相手が大怪我したのが幸いして元鞘に収まったこと
色々あったがなんとかうまく行った感じ。大怪我したといっても怪我の治療費は別ルートで
支払って、こっちの懐が痛むことはない。
今回現れたバケモノはやはり雷子と同様に付喪神といえる存在だった模様。
つまりこの家の守り神だったという。考えてみるとバケモノ側は浮気相手を確実に葬り去る
ことができたのにそれをしないので、その段階で察しろということだったが
それはお宅がバケモノがいる生活が日常だからだと思う。
雷子もバケモノという話も貰ったが、こいつは一応外見が人間なので問題ない
と思われる。 多分。
バケモノが日常になることを魂魄は同業なのだから良いことだというのだが
イマイチ納得がいかない。
それにしても、こんかいのようなケースがこれから頻発するのではないかと思うと
頭が痛くなる。こちらは今後は前職に通報するように指導された。
当然の成り行きだろう。今後は要注意だ。