□月 ●日  No3091 Take Down

 
 やられた。電話がなったのでちょっとの間駐車していたら
 前方不注意の車にもろにぶつけられてしまった。
 後方は大破、雷子がむち打ちにならなかったのが救いだが
 妖怪がむち打ちになるのかって思いだしたのは今ここで
 書いている時だ。

 
 慌てて救急車を読んで雷子を救急車に運んだのだが
 結局私ももう一台の救急車に乗せられる羽目になった。
 それだけ大きな事故ってことだ。横転していたらもっと酷いことになっていたかもしれない。


 結局雷子はムチ打ちなどの症状がでないものの、私はちょっとだけ首が痛いと
 訴えたら頚椎捻挫と言われた。いざとなればその程度は治す宛があるのだが
 とにかく病院にかかれと周囲にアドバイスを受けて結局その通りにした。


 個人的には比較的仕事が暇な時でよかったのだが
 問題がある。この車の修理費が殆ど降りない可能性だ。
 今乗っている車はおそらくまともに評価されないだろう。一応
 バケモノたちが住む場所でやりあうためにカスタムしているのだが
 それを保険屋に説明するのは難しそうだ。


 案の定現状復帰は到底出来ないような金額を提示される。
 腹がたったので知り合いの弁護士先生に依頼して
 文句をいうことになっている。
 どうなることやらだ。 乗用車は伝手を借りることになるが
 次はどうやって車を手に入れるか それが問題だ。