□月 ●日  No4042 霊能局のほうから見るとこうなる


 八雲商事の連中ってよくわからないんです。
 完全に人外になるとまるで平然としているんですね。一方で人からあまり外れない相手だと
 恐怖を感じるとのこと。よくよく調べると高位の妖怪ばっかり相手にしているため
 人型のほうがおおむね危険だったりするんですね。
 凄惨な死体のほうがまだ攻撃してこないだけマシってのが彼らの発想だったのです。
 最悪見なきゃよいわけなので対処は容易ってことなんです。
 これでいいのかあいつら。


 道理で化け物相手に平然としていられるわけです。
 そのくせドッペルゲンガーの類とかは平気なんですよねあいつら。
 よくわからないんですが、彼らなりのルールがありそうです。


 あいつらときたら、化け物ならなんとかなるって
 あれどこからくる自信なんでしょうか。
 彼ら曰、人間相手なら攻撃したら訴訟の対象になりますが
 完全な化け物なら訴えられないっていうんですよね。

 
 彼らいったい何と戦っているのかよくわからなくなります。
 まあ確かに利用可能武装の制限もなくなるし間違えていろいろ壊しても
 化け物のせいにできるってのは事実ではある。