□月 ●日  No4043 スペアは大事


 霊能局には巫女が複数人在籍していることは知られている。
 ここでいうところの巫女とは二つの定義が存在する。
 ひとつは霊能局のボスとアクセスできる巫女。


 もうひとつは低位ではあるが博麗神社の巫女の後継者ってことになっている。
 いろいろな要因で巫女の候補がでなければ、最終手段として
 やってくることになっているが、ここでいうにはすなわち
 暫定巫女ってことになる。新しい巫女が見つかればすぐに
 それに挿げ替えるのである。


 さらにいうと顕界の博麗神社すら複数個存在しているときている。
 誰が見てもボロボロに見える廃神社だが一部のマニアには
 異常なほどにとんでもない構造の建物であることが
 知られている。耐震性能も恐らく顕界の建物なみである。
 免震構造ができていて、ボロボロなんてのは見た目だけ
 果たしてその実態はサイボーグもサイボーグ。


 もちろん博麗神社が消失または焼失したとしても
 さらにスペアがある。
 まあいろいろと何かあったら対応できる体制なのである。