妖怪変化を扱う商売というのは結構いろいろなところで行われておりまして
結構な割合で分離独立もやっています。または商売をやっていた人が別の仕事を
しているというのも珍しいものではありません。
それくらい、言うほど珍しくない商売ということです。
警察組織や諜報組織が仕事の世界にアクセスできる
隊員を持っているケースも結構あります。
まあこうなると、われわれも介入しないとならない時があります。
特に警察が困ります。捜査が行き詰まっても、死後の世界を
起点に捜査をすればそれは見込み捜査と同義となります。
かなりの割合で冤罪を生みます。
これはですね、死後の思念体のデータは
生前起こったことから結構変質してしまうことにあります。
たとえば謂れとかがそれにあたります。
そっちが真実になるのです。
実に困った話ですね。
まあアクセスできる人はその辺のリスクを説明しながら
商売しております。