博麗の巫女がなんだかんだで最低限レベルの収入を得られるのは
こちらの援助というのもあるが、大体は顕界から流れる
訳の分からないクリーチャーによるものだ。
これは当代になってからの傾向で、異変の頻度も極端に多いことから
現代の博麗の巫女はこちらの想定をはるかに超えて強大になってるらしい。
もっともこっちもそれなりに戦闘能力が上がっており
一歩間違えればどこかの国の脅威になるんだが
その点はあまり心配されてない。
というよりどこかの国の支配層によって追い出されたバケモノは
常に一定量いて、そいつらの処理を頼まれることが多いからである。
というわけで来たの某国なんかは、確かに独裁制の構築に成功したんだが
バケモノのの処理をするはずの正規軍を片っ端から粛清してしまい
ノウハウが失われてしまった。 まあ、その前にこっちに亡命した
連中もいるからそいつらは隠しつつになるんだが、
そんなことになっていたりする。
そんなわけで、なぜか冷戦時には外交チャネルの切り札として
うちのルートが使われたことがある。
核戦争になって困るのは顕界だけでなく我々もなので、
そりゃそうだよねと言いたくもなるのである。