この幻想世界の妖怪があるタイミングで妙に国際化してしまっているのは
だいたいその当時の国際情勢によるものである。
もうちょっというと、大陸進出時に移住した、たとえば門番とかあの辺あたりが
好例である。少々面倒だが、魔法使いとかに金髪などがいるのも結局のところ
この場所が妙に国際化してしまっているからだ。しかも入管は当時ガバガバだったから
なおさらというしかない。
ゆえに、幻想世界の治安はあんまりよろしくなかった。
博麗の巫女の年齢が若すぎるのもその辺の理由である。
実はあんまり生存率が高くない。
私のような人間が無限コンティニューになるのも当然だが
博麗の巫女が無限コンティニューにするのは色々危険である。
第一、心が折れる。
無限コンティニューでも心が折れたらそれは負けたと同じである。
そういうわけで、この八雲商事が妙に武装しているのも
妖怪変化が妙に国際化してしまって
衝突が発生した結果である。
スペルカードというある程度の火力を有している代物が
流通するのも極大魔術とかを使われるよりも
ましだからである。
ほんと厄介ですわここは。