■月 ●日  No5198

 現代において妖怪退治っていうのは普通に軍事行動そのものであり
 猟友会のような組織で何とかなるレベルはとっくに超えております。
 もっとも顕界において退治が必要な妖怪は顕界のルールを守れない
 連中でありますので、大体は処理または駆除対象になります。

 顕界の妖怪がSNSの類をやっているのも珍しくない現代では
 当然、妖怪変化も顕界のテクノロジを使用するのに躊躇はありません。
 魔術は燃費が悪いのです。通常兵器を使用し、通常兵器を
 より効率的に利用できるよう最適化したほうが効率がいいんです。
 
 ってエレンのマジックショップで普通に散弾銃とか売ってるのを見て
 なんでマジックショップに銃火器売ってるんだよって尋ねたときに
 きた返答がこれです。
 例えば魔術は消音装置に使われて、ガウスライフルでも殆ど
 音が鳴らないようにしてしまうとかそういう運用です。
 
 顕界の妖怪のうち霊能局所属の妖怪はドローンも戦術マップも
 同時に利用します。自分の能力とセットで運用するのが普通です。
 戦術マップまたは能力に障害が発生したときには、外部からの
 攻撃を疑うってのが現代の流れです。
 ってエレンのマジックショップにも気球型のドローンが出ているのをみて
 えらいことになってるなって思います。

  

 

 

 

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