■月 ●日 No6287
人間に成りすます妖怪というのがおりまして、しばしば人間になり替わろうとする動きをする
わけですが、だいたいはうまくいかないって話。
人間と妖怪を判別する手段は色々ありますが、だいたいは二段階認証とかの既存の技術で簡単に
バレます。顕界でも普通になりすましの犯罪は増えていますから姿を模倣するだけの妖怪なんて
もうとっくに時代遅れと言えるでしょう。
生体認証を突破するのも妖怪にとっては一苦労です。そもそも感覚器官が人間と違いますから
機械的なセンサー類をかいくぐりつつ、身分証明を偽造しつつ、専用の携帯端末まで
奪取できればワンチャンってレベルです。
いやそこまできたら普通の人間の対策になります。
ちなみに住民基本台帳システムとかのデータを他に紐づけるのもとても有効だったりします。
まあ、この辺は成りすましてくるフリーライダー系を取り締まるのにとても有効ですから
みんな知っていますよね。
まあ妖怪だから云々ってってのはもうとっくに終わっているのです。なんだかなあ。