■月 ●日 No6288
現代において妖怪だろうと人間だろうとほぼボーダーレスであるであることは周知の事実です。
ぶっちゃけますが国としては税金払って国のルール守っている人間型の何者かなら
そいつは普通に市民扱いです。それどころか長寿命な妖怪たちは社会保障費が割安なだけの
普通の市民です。
だいたい現代では妖怪も税金払ってます。住民税やら県民税やら所得税やら消費税やら
普通に妖怪が暮らしていくにしても脱税なんて困難です。というか、脱税していたら
妖怪が人間社会に溶け込むのが難しいのが現代です。
現代では現金を葉っぱで構成するのだって困難ですからそうなると普通に人間社会に
溶け込んだ方がローコストってもんです。
そして最も身もふたもないことを言うと超人的な能力を発揮しても、現代社会には
ほとんど役に立たないのが現実なのです。移動するなら公共交通機関とかを使ったほうが
概ね早いかローコストであり、瞬間移動する意味もネットつなげて情報伝達するのと
何が違うのかって話になってます。というか電波帯が過密化した結果、情報データを
空間に収納するのもかなり難しいのです。スペルカードが疑似の形でしか顕界で
流通できないのもそのせいです。電波法やら色々な既存法律に合わせるように
妖怪たちも立ち振る舞わないと妖怪が妖怪として機能しないのです。
まあ逆利用した妖怪も当然出るわけですが。