■月 ●日  No6355

 朝倉の奴がやりやがりました。
 おっちゃんが使用する魔術に細工をしたというか細工というレベルじゃねえだろって
 派手に弄りました。しかも朝倉の奴、魔術データにサブルーチンかましやがりました。
 つまりジャンプ命令以外は普通のスペカになってます。ジャンプ命令の先に
 何を仕込んだんだってレベルで弄っています。

 いや、マジで焦った。
 すげえ美女が朝倉はどこだって叫んでいたからだ。
 いや、現御庭番をそのまま大人にしたような外見、体型を実現している。
 ロングヘアになってるから明らかに違うんだが、朝倉にはよくやったと褒めたい。
 
 男性社員のひとりがおっちゃんだと気づかずに親切にしていてコメントに窮する。
 で、私がなんでこの女性が魂魄だと気づいたかというと、まあだいたい発言の内容とか
 持っているもんとか仕草で判別したに過ぎない。妖怪と相対していると姿を
 変えるなんてそこまでハードルが高くないとも思っているからなおさらかもしれん。

 とはいえ、その姿は周辺の社員に一瞬だがどよめきを生んで、その後魂魄が
 これなら女湯入りたい放題とほざくに至り、白玉楼の主人に通報するという一言をもって
 黙らせたとさ。