■月 ●日  No5377

 朝倉の魔法使い姿って見るとすげえヤバいので注意が必要です。
 マジで白衣のほうがマシって言えます。
 というか今回目撃したのですが、あれは警察に職務質問されます。
 私だったらします。確実にします。
 
 ほとんどの人が遠巻きに見て子供が見ているところをみたら
 「見てはいけません」って言わなきゃいけない。
 でも妹様のフォームを見るよりは幾分マシだ。
 あっちはさらに生足が追加される。ほらあれだ、テレビのバラエティ
 番組で全然うれしくないお色気要素だ。

 ただし着るものが相性が良い場合は普通にみられるというか 
 年相応の服を着ていれば比較的安全なのもまた事実です。
 つまりですね、少女妖怪の姿をさせるなってことです。
 マジで危険だから。
 
 だが魂魄いわくあの衣服はスズメバチの黄色と同じ危険色だから
 問題ないらしいです。ほんまかいな。
 まあ誰が見ても危険色であることは間違いないよね。

 まあ普通の服を着ていたら普通ですからその点ご注意有れ。

 と意外と肩幅広い小兎姫をみてそう思いましたとさ。

  

 

 

           

■月 ●日  No5376

 阿礼乙女が残している歴史書ってのがありますが、アレの重要性はかなり
 やばいです。保管している場所はかなり厳重であり、他を犠牲にしてもいいから
 歴史書は保存せよとあります。複製もあるのですが、複製するとノイズが混じるのは
 既に説明の通りです。

 私はあの歴史書を幻想郷のバックアップとみています。幻想郷はかなり
 ギリギリのコントロールがあってこそのものです。ギリギリにしている奴が
 中核部であるためでもありますが・

 んで阿礼乙女の書物はかなり厳重に管理されます。邸宅に大量に設置されている
 罠などもすべては書物を守るためです。顕界の技術も全力で投入しています。
 邸宅は免震構造を採用しておりまして、地下水と免震杭を併用したものです。
 昔の東京駅にも採用されており、効果は示されております。
 
 さらにドレンチャ砲台も大量に設置してしてたまに試験運転しているので
 是非チェックしてほしいものです。ドレンチャ砲台は配管設置に制限がある
 幻想郷において、水を弾幕として運用する技術です。以前はハクレイの巫女避けに
 使っていたのは公然の秘密です。
 

 

 

■月 ●日  No5375

 八雲商事って極端なペーパーレスを早々に完了しております。
 正確にはペーパーレスにしないと色々危ないからです。
 とにかく幻想郷は書物がすぐに謂れをもちます。謂れと言うのはまあ
 情念と言うか念が溜まる電池みたいな代物です。特に書物はだいたい転記するもの
 だったので情念が色々混じります。んで、だいたいこいつをコピーすると
 ホイホイと出力が指数関数的に増えやがります。

 こんなもん管理できるかぁぁって話です。
 だから八雲商事は極めて早急にペーパーレス化をしました。
 それがだめなら暗号化もします。一時期八雲商事で使っていたファックスは
 謎の模様でした。この謎の模様をスキャナで取り込むと、なんとデータになりました。
 A4サイズでフロッピーディスク一枚分と言う優秀さです。
 まあ今となってはゴミみたいな容量でしたが当時はめちゃくちゃ画期的だったらしい。

 幻想郷で書物をまともに扱っていいのは、阿礼乙女とか、本居のやべーやつとか
 あの辺あたりです。彼女たちの文書保管関連もかなり危ないのですが 
 後者はそもそもアンコントロール級な危険な書物を扱わないし、前者はスタッフが
 徹底管理しています。 というか徹底管理しないと危険極まりない。

 この辺の事情はちょっと次のタイミングで書いておきたい。
 ナレッジナビゲーターに電子書籍を持ち込むのもいいけど、本物の本は
 やめてほしいというのがちょっとした本音。
 

 

 

           

■月 ●日  No5374

 そういえばうちの会社って疫病が流行ってもまずダウンする人が
 いないんですよね。妖怪でありそもそもホモサピエンスじゃなかったり
 そもそも生きてすらいなかったり、いろいろありますから
 問題ないよなと思ったりします。
 
 妖怪変化って病気になりにくいですが、なりにくいがゆえに
 グライダーになってることが多いです。感染しても発病しないから
 仕方ないね。ついでに無症状だからマジで始末悪いですよ。
 これがあるので良く妖怪と接触した人が呪い云々ってネタがありますが
 実際はだいたいこんなもんですね。

 八雲商事社員全般に言えますが、魔術とかを駆使すると無症状に
 できてしまう。特に肺炎対策は強力で、詠唱とかで意味消失なら
 まだしも自爆もありうるから、そりゃもう必死ですわ。

 問題は普通の人間が連中と濃厚接触した場合ですが
 まあ、昔は多少調子が悪いな程度ですが
 今では大騒ぎですよ。

 アッ、私? そりゃもう。最後まで言わせないでほしいですよな。
 最期の間違い? そりゃひでえわ。
 

 

 

           

■月 ●日  No5373

 テレビの連中って黄昏酒場とかで霊能者を集めればいいのに
 実際はそんなことはできないんですよね。そりゃね、本職の連中は
 下手に顔が割れるほうがリスク有るからね。
 さらに上を行くと姿が色々変われるから、素人ならごまかせるかもしれないが
 実際本職の人間はごまかせなかったりするんです。目じりに小じわとか。
 
 閑話休題

 まあ黄昏酒場にはその手の芸人が結構集まります。
 マジシャンとか多いですね。中には妖怪もいるんですが、
 やっぱり話術とか外見とかトータルバランスが良くないとダメで
 たまに特集で出てくるけどそれだけという流れが多い。

 そんな妖怪変化のメリットは病気にならないことですが
 最近 病気にはならないが感染源にはなりうることが
 ようやっと浸透してきました。

 ってかね、人間と遺伝子が異なるから病気になりにくい使いやすい
 労働環境最悪でも大丈夫とか言ってもそれ限度有りますから。



 

           

■月 ●日  No5372

 テレビでやってる自称霊能力者ですが、これが自称というにはちょっと
 違ってまして、大体が本当に霊能力者でありました。
 まあ一流かと言われると微妙なんだけど少なくても三流ではなれないと
 霊能局の局長から教えてもらっております。

 まあ問題は二流であるがゆえに、無理難題押し付けられて
 結局亡くなってるってことなんですよね。素直に通報すればよいのですが
 テレビスタッフ内に内通者がいるパターンが多くて、
 発覚した時には手遅れ度マックスでありますね。

 そんなことがありまして警察の手を煩わせることも増えましたから
 規制は当然の流れでありました。まあ実際のところは芸能人
 何人かがあの世送りになったとかなりかけたとかそんな感じでありまして
 被害額がシャレにならないのが要因ですね。

 まあ実際のところ売れっ子の芸能界にいる人は簡単に呪殺できないとかで
 そんな簡単な話じゃないんですよね。あくまで何でもありだった昔の
 お話なんじゃ。

 

 

           

■月 ●日  No5371

 今から30年くらい前の話。昔はテレビで心霊現象とかを取り扱う番組がありまして
 これが結構詐欺師たちのネタにされてそれはそれでアレではあった。
 もちろん理由はある。これによって妖怪変化を相対化し、幻想郷への移住を促すと
 いうものでして、まさに当時版地上げ行為そのものだった。

 地上げ行為に対して抵抗したのが、当時の狸たちだが、狸たちの行動は
 アニメで見るようなもんじゃなくて、法曹の力を借りるインテリヤ〇ザな
 やりくちであり、それは顕界なら動画サイトで昔話扱いでネタにされるような代物である。
 
 まあこの詐欺師たちが顕界で異変級の事件を起こしてくれまして
 ついにはテロ事件まで起こしたことから、テレビでネタにされることもなくなり
 これによって自分たちの存在補強できなくなった一部妖怪が結局
 幻想郷に移動したという。

 ついでにいうと放棄された土地がだれも手が入らなくなったせいで
 野生動物が急増し、しばしば街に侵入して大騒ぎになったりもしている。
 まあ狸たちから聞いた話だけど概ね本当だと思ってるって話。

 恐ろしいことじゃ。