▼月 ▼日 No 126 ごめんね


件の閻魔様専用必殺シュート装置が完成したと言うのでお披露目。
サッカースタジアムが二つに分離して下から巨大な建造物が隆起する仕組みとなっている
安全装置まで気を配った岡崎の傑作である。
姫ちゃんこと閻魔様がわけのわからんきめポーズをしているあいだ
馬鹿は高いところが好きなどという素敵な格言を思い出し、発言したら速攻殺されると心の中で
その発言を飲み込んだのは言うまでもない。
さて、岡崎の火星ロボもほぼ完成となったようだが、本人たちの性格を考えると当日にお披露目ということになるだろう。
構造的欠陥は最後まで直らなかったが、これは必殺シュート装置完成まで彼女たちが徹夜を繰り返したためだと思う。
閻魔様は大喜びで岡崎の手をとってありがとうありがとうってこれでもかとばかりにお礼していた。
私は行方不明になったであろう外の世界の建築部材の行方が気になって仕方なかった。


ボスが岡崎たちのために大きなケーキを注文していた。
ボーナス半分 欠陥を指摘しないでごめんね 半分といったところか。
ケーキは某ホテルの最高級品をチョイスしてみた。 実は岡崎の月の給料の1/4はかかっている代物である。