□月 ○日  No 137 博麗大結界は日々進化する 


幻想郷の結界の大改装に伴い、外の世界から結界形成のための装備一式が次から次へと届いている。
通常は列車を使う我々の業務も、巨大な装置が絡んでくると船を使うことになる。
巨大タンカーに偽装されたものであるが、突貫工事によりついに完成を見た。
中には巨大な要石が積み込まれて宛ら土木工事の雰囲気である。
これほどの工事は、冥界拡張工事以来のことだ。
山をくり貫いて作られたドックも完成したと河童たちから連絡を受ける。
 第一期工事完了まで半年を切っているため本当に終わるのかと不安になってくる。
現地で、稗田の阿礼乙女と上白沢と合流し今後の流れを話しあうことになった。


論理結界のバグ取りをやらないかと朝倉に誘われる。
断る権利が無いため半日ほど付き合わされたが、バグレポートがわかりにくいと突き帰されてしまった。
それよりも仕様書をきちんと書いてもらいたいものだ。