世の中には陰謀論というのがあって、例えばポストが赤いのはどこどこの陰謀だとか
幻想郷に最新ゲーム機が置いてないのは八雲商事の陰謀とか、まあ多種多様の陰謀論があります。
うちの会社に在籍すると数々の陰謀と呼ばれているもの正体が垣間見れる訳ですが。
実態の大半はかなり適当で、陰謀らしき陰謀というものはないという結論に至ります。
大体の決まり事は必要だから決まります。 その必要な理由が無知によって分からないと
隠蔽だとか、陰謀だとかを騒ぎ出します。
さらに情報を流す立場の人間すら無知故に嘘八百並び立てるのをみると毎度の事ながら
あきれかえります。 これは情報を出す人間は自分たちが注目されたいがためにセンセーショナルな
表題を付けるからなんです。
コレは人間だからそうなんだと思うかも知れませんが、でも安心して下さい。
ここにつるされている約2名の鴉天狗も同じです。 泣きながら許して下さいもうしませんと言うのを
明羅女史が冷たい目で見つめている訳です。これはなんというご褒 もとい そんなもんです。
何百年も生きている妖怪ですらこんな有様ですから人間だってそんなものだと思えば、たいしたことは
無いかと思います。
朝倉理香子さんが陰謀論とは自分が陰謀に巻き込まれているという自己陶酔と自己憐憫の
産物だと仰います。 妖怪は精神の動きをエネルギーにする者が多いので鴉天狗の動きも
言うなれば合理的な動きだと言います。
それは同時に人間についても同じですが、エネルギーはため込まれて変なところで発散されても
困るというところですね。
もちろん、そこの渦中にいる人は割と適当に動いているだけなんですけどね。
