幻想郷のど真ん中でアリクイに遭遇した。
シロアリの塚を破壊してアリを食っているあのアリクイだ。
きわめてどう猛であり、こんなのに襲われたら即中有の道コース一直線だ。
もちろん、弾幕で襲われたわけではないので下手するとそのまま死亡って
ことにされかねない。
というわけで、アリクイと対峙 自分より体長が大きいアリクイだが
あまり足はすくまない。自分が冷静すぎて違う意味で泣ける。
アリクイ対策ではないが、基本的に相手の目を見た状態で後ずさりして
距離をとる。 走ってきたら確実にアウトだ。
最悪は一発だけ発射できるスペルカードだが、こちらは最後の手段として
とっておきたいところだ。
目の前を妖精が通る。 アリクイがそちらに気をとられるかと思ったが
全然駄目だった。
そもそもなぜここにアリクイがいるのか理解しがたい。動物園でも飼っていたのか
なにが原因で幻想入りしたのだろうか。
あとずさりを繰り返しているうちにつまづいて尻餅をつく。
目を離さなければまだ大丈夫とおもっていたところに手をさしのべる人がひとり
白狼天狗だった。 助かった。
と思ったが、なんと二人で目を離したらなんとこのアリクイ よりによって
突っ込んできた。弾幕を何発か放ち空を飛んだ天狗の体にしがみついた。
間一髪だ。
それにしてもこのアリクイ 朝倉の話では夫を殺した例のアリクイと言っていたのだが
本気で意味が分からない。 妖怪の一種だそうなのであとで退治されるらしいが
はてさて。