□月 ●日  No1764 願いを叶えたいときはきちんと状況を把握しましょう


七夕を明日に控え、我が社はというと一応七夕祭りの準備を行うことになっている。
七夕の実態が見えるにつれ、どう考えても願いが叶うと思えない短冊飾りが
なんともアレである。


今年はというとカミに直談判しようというアホな企画が持ち上がり
綿月依姫を大いに困らせることになった。
ぶっちゃけ願いを叶えるという目的を成就するのなら彼女に頼んだ方が早い。
女性限定だが。


そんなわけで一応短冊を持って行ってこういう願いがあるのですが叶うのでしょうかと
尋ねると、この手の願いは希望が他人とぶつかるのでなるようにしかならないと
言われてしまった。仮に願いを叶えてもそれによる不具合も相当あるのだという。


願いを叶えたことによって結果的に失うものが増えたなんて事も普通にある。
実は良くない状況が結果的に今の状況を支えていたなんてパターンだ。
この場合良くない状況を取り除いた瞬間にすべてを失うという碌でもない
展開となる。


よって他力本願で願いを叶えて貰うべきではないと思う。
考えてみれば自分の人脈があればひとつくらい願いが叶う様な気がするのだが
それが先人を含めできないのはこの手の事例を多く見てしまうからである。
それくらい願いがノーリスクで叶うのは面倒なことなのだ。


ということでプロセスがない願いが叶う行為は結果的に碌でもない結果となるので
私としては利用しかねる。
そういうところがあるから月面の仕事もあるのかなと思ったりもするが
まあ、こんなものだろうと思う。