□月 ●日  No1779 加工食品は面倒になる問題


土用丑の日と言いますと、こっちには疲れをとるどころか余計に疲れが貯まる
仕様になっておりまして、幻想郷でも鰻を食べるのですが当然自給率
心許ないのでこちらからも少しづつ運ぶわけで。


今年は特に暑いこともあり需要は堅調。多くの注文がやってきており
それはそれでよいのだが、予算が大丈夫なのかとか色々心配になることしきり。
冷蔵 冷凍車って結構お金が掛かるのだ。


それで困るのがどこまで加工するのかってこと。
生体で運んで一から料理するのが良いと言われていたのだが
顕界からやってきた自称現人神 多々良小傘 大音量妖怪のせいで状況が変化している。
冷凍加工済で持って来いというのである。大して値段が変わらないだろうって言いたいのだろうが
タレが認可取れるかどうか抜き取り調査で30%とられるって分かって言っているのか


こういうときに安心な存在が夜雀だろう。
こっちのことを良く分かっているが、確かに最初から捌いている商品が来れば
助かるといっていた。それだけ忙しいということだろうが、最も自分のプライドが
許さないとも言っていたので安心だ。


帰りがけに鰻を食べて帰るのだがもはや幻想郷のものか顕界のものか区別がついておらず
しかも輸送費が上乗せになっている分幻想郷のほうが高いのでどう考えても
詰んでおります。私の給料も高くありません。


そんなわけで面倒な鰻を食べながら色々思うのだが
大きさは顕界とさほど変わらず、ロケーションが変わるだけで味は
あまり変わらないというのが実情であります。