□月 ●日  No2224 八雲商事的死生観


八雲商事的治療法 体に欠損が出来るくらいの大事故の場合 素直に殺して中有の道で回収。
って冗談が冗談では聞こえないのが八雲商事でありますが、持病が治るのでマジおススメと経理部の
某人物に言われ、なぜお前の髪形は治らないのかと壮絶な突っ込みを入れた今日この頃みなさんいかがお過ごしでしょうか。


実際問題として八雲商事にいると肉体のダメージって結構幻想郷でどうにかできてしまうわけですが
考えてみると自分が妖怪とほとんど変わらない状態になるという意味で碌でもないことがわかります。
石仮面をかぶって俺は人間をやめるぞと言いますがあれは良くないですね、大体副作用多すぎですから
失うものが多すぎて使い物になりません。 やはりやるならきちんと妖怪は妖怪なりの挙動を身に着けてからに
したいところです。 


私は幻想郷で癌を治しましたなんて人もいるわけです。この人の狡いところはとっくに末期癌で
体が痛い状態でちゃっかり薬屋に行って体が痛いですの一言で癌の特効薬を処方させたところに
ありまして、さすがにこの時は顛末書とか書かされたらしいです。
前例ができるとみんな真似するから当然ですね。


中には超必殺技を考える人がいて不慮の事故とかで亡くなった人を中有の道で強制回収 幻想郷で
住まわせるという勇者なことを考えていた人がいたようですが、この人は中有の道の人込みを舐めていたので
事なきを得ました。某電気街の歩行者天国みたいな状態であそこから人を探すのはマジで至難の業です。
しかも当人は、中有の道にある風俗店に入り浸っていたという壮絶な落ちが待っていました。
ちなみに、亡くなった人を探していたのは女性です。 知らぬが仏。


まあ、そんなわけで八雲商事にいますと生と死の人間模様が見られるわけでありまして、
それを見た後で葬式をテーマにした映画とか見ますとなんとももにょるというか何とも言えない気分になるわけです。
そういうわけですから閻魔様に至っては私と同じような胃薬を服用していたとしてもそれほど不思議はないと
いうものでして、たまにはストレス解消でもという展開は致し方ないとか まあそんなところです。