□月 ●日  No2273 白米が炊けると一人前

幻想郷で白米を食うほどハードルが高いことはございません。
白米を炊けることはそれだけでかなりのスペックを要求します。
白米を炊くと言いますとはじめちょろちょろ中ぱっぱ という謂れがありますが
実はこれ迷信なんですね。重要なことは高温で同じ温度を維持し続けることでありまして
それが出来ないとうまく炊けないのです。


幻想郷だと火力の維持に関しては比較的調整しやすいというポイントがあります。
魔術の応用です。たとえばちょっとお金を出しますとエンチャントアイテムがあります
一定火力を出力する奴です。たまに博麗の巫女が呪符にそのような改造を加えている場合があります。
もちろん定期的に薪を入れておく必要はありますが、火力不足はある程度改善されます。


この辺自称現人神なんかはご飯を炊くのがやたらうまいです。
流石は理系というか、真っ先にご飯の炊き方を会得するためにガス屋に尋ねて必要なことを
学んだと言っております。そんな彼女ですがテーブルコンロでご飯を炊くだけなんですけどね。
慣れると結構良いうえに美味しく炊けるとのことです。


ただ、白米を食べるのは違う意味でハードルが高いです。
まず値段が高いので結構いろいろ混ぜてかさを増やすわけです。
結果的におかげで栄養のバランスがとれるわけですが
慣れればどうってことはありません。


ただ、ご飯を炊けるのはある意味時間が有り余っている人の特権でもありまして
その辺が電化していないところのジレンマかもしれません。
博麗の巫女については、まあノーコメントとしましょう。