□月 ●日  No2272 白河の清き流れに棲みかねて


幻想郷って妙に性産業が多いのですが、一方で性犯罪は驚くほど少ないらしい。
というお話。不思議に思われるかもしれないが、現地住民が性産業に手を出すのにはきちんとした
理由があるという。それはリスク対策だというのだ。


はっきり言って幻想郷で女性を襲うのは最高にリスクがある。
妖怪が普通に混じるからだ。返り討ちに合うのならいいが、正当防衛とばかりに
逆に食べられてしまうという事例が後を絶たないのである。
これは野郎でも女性でも同じ話だ。


そういうことがあるので、結果的に性的な不満を解消したいのならお祭りの夕方の出会いタイムを
利用するか、だめなら店を利用するしかない。
祭りの出合いタイムというのは大体祀られているカミが目を光らせており、不届き者がいると
そいつが弾幕で消されるのだそうである。カミはお祭りで信仰を集めて力が有り余っているため
この状態で並みの妖怪が手を出しても容易に返り討ちに合う。
酷いケースだと、それをさらにダシにして信仰を集める輩までいる。
こうなるとマジで始末が悪い。 豊穣の神などもこの状態では相当の脅威である。
隣町の住民とかと分かれば飢え死にコースすら覚悟しないといけない。


そんなわけだから幻想郷は性産業が結構うける。彼女たちのために薬が
優先的に配られているところを見ると色々アレだが、最近は薬屋が生活のために
稼ぐのにこの業界が利用されているところが色々アレである。


ところでスーパースキルの村人さんはどこなんだ。