□月 ●日  No2352 命蓮寺の対策


命蓮寺が食糧備蓄量を徐々に増やしている。
だからといって中の人は普段の食事を堅実に守っており、特別何か贅沢しているわけではない。
敷地の一部はすでに畑になっており、次の年には耕地として十分使えそうな状態にもっていっている。
畑は一朝一夕ではできないのでおそらくだいぶ前から準備していたと思われる。


いったい彼らは何が狙いなのか。いざとなったとき籠城するためなのかと考えて
命蓮寺の実質スポンサー霊能局の小兎姫に話を聞いた。
理由は割と単純なものだった。
災害対策のために炊き出しができるようにという意味らしい。


大師様の話によると確かに信心を維持するのは重要だが、食べられなくなれば
餓鬼道に染まるのが人間だと言う。
幻想郷には異変がたびたび起こっており、そのたびにある程度の被害は起こっている。
多少のバッファは八雲商事が担っているが、やはり100%のレスポンスは不可能だ。


つまり命蓮寺は問題発生に乗じてボランティア活動を展開、
ひそかに信者を増やそうと言う魂胆なのである。どこもやらないというか
そこまで強力な組織力は妖怪の山くらいしかなかったので
これはかなりの脅威だ。
困っている時に助けてもらえると言うのはとても重要な信仰確保の手段なのである。




って話を例の神社の連中とか博麗神社の連中とかに話しているのですが
どうして二人は一発逆転ばかりを狙うのか、もうしわけないのですが
教えてくれませんか?ケロちゃん帽のカミ様。