□月 ●日  No2537 はるかななめうえ


皆さんが妖怪の仕業だと思っていたことが割と人間がやっていたって話は
よくあることでありまして、過去の人間がやっていたことを妖怪たちが真似すると
退治の対象になって困るって話をちょこちょこ耳にするわけです。


人間を食べると言うのも色々ないみでごにょごにょしたくなるわけですが
確かに永い期間を生きる妖怪が人間の変化の速さに追随できず、
妖怪たちが人間のふりをするために人間の文化を勉強した時には
その文化が廃れていたなんてことがよくあったそうです。


なので、妖怪の説得に多いのが事態が変わった旨を伝えることなのですね。
話が違うってよく妖怪の身の上話をすると出てくるのですよ。
それで科学への警鐘っていってよく顕界でもネタになったものです。




現代は
見て頂ければわかります
どうしてこうなったとしか言いようがありません。
先日とある妖怪から「ヒャッハーお前の情報はすでに古いぜー」
という有難い言葉を頂きました。百足の妖怪でしたがどこで拾ったのか感圧式タッチパネルを
付けたタブレット端末を使いこなしてました。


そういえば多くの虫が殺虫剤に強くなったと言う報告がありますが
まさか
まさかね。