□月 ●日  No2538 大豊作からよいってわけでもない


秋ということで作付状態をチェックすることになったわけだが
今年って大異変が二度もあったのに意外と影響がなくてびっくりする。
考えてみると妖怪が暴れるとか、物が付喪神化したが農作業に従事していたりとかで
基本住民は大助かりだった模様。弱肉強食 下剋上は何処へ行ったのか?


そういえば、例の騒ぎも私のあずかり知らないところで終わりました。
というより力でねじ伏せたと言うか、異変を起こした人が
騙されたことに気づいたらしいです。よかったですね。
この辺の話は後述としまして、とりあえず今回の作付はそこまで
悪くなかったと言うことです。 考えてみますと被害は概ね市街地に集中していましたし
食糧部分ではほとんど影響がなかったといえます。


そんなわけで今年は豊作と言いたいところなのですが
実際のところは天候の問題で意外と大量にとれるとまではいってないです。
しかし豊作は豊作で実は大問題で、今回はその意味でちょうどいいと言えます。
隔離世界である幻想郷では大豊作が在庫のダフつきを招いて
農家がまとめて生活困難になるのです。


なので、この程度の作付が実はもっともよいというわけです。
不思議ですが、外部に食料を輸出するルートが無い場合は
このような問題が発生するのです。
ちなみに大豊作の場合は最悪うちで買い取る羽目になりますが、基本余剰米として
保管ということになります。
異変が起こると放出されるのですが最近はそこまで被害が広がりませんね。