□月 ●日  No2632 治療器のたぐいが危険


 幻想郷で何かが光っているとか、光っている物体が見つかったと言われると社内に緊張が走ります。
 こういう時はだいたいろくなものではありません。バッテリーのたぐいならまだいいのですが、
 青く光っているとかと言われると大体ろくなものではありません。


 注意しないとならないのは河童たちです。資源確保のためにこのような危険物を解体するので
 この手の解体したら危険系は始末が悪いです。
 そういえば放射線治療機のたぐいが月面人の手にわたっているという話がありますが、
 あれは自前で開発したというより、こういうものを引き取ってもらったらいつの間にかできてた
 というのが妥当であります。金掛かってるらしいですが。


 で、回収作戦ですが、幻想郷だろうがなんだろうが顕界で使う防護服必須です。
 安全に幻想なんてあったもんじゃないです。こちらとしては必死に回収というわけになります。
 回収業は結構高給だそうですが、あいつら噂によると放射性障害を自殺 中有の道からの復活で
 オフにするという大技をつかっているらしいです。
 ちょろい仕事だと言ってますが、これでいいのでしょうか。


 ちなみにアホな話ですが、妖精たちがこの危険物回収で金稼いでいるって話は覚えたほうが
 いいかもしれません。ものすごく彫りが深くてアレな外見をしていますから多分わかります。
 いろいろな意味でアカンと思います仕様です。 まあきれいどころだけで揃っていれば
 美人の有り難みが減るってものでひとつ(白目)