幻想の世界でもなかなか説明できないことの中に、正夢問題というのがありまして、
要するに予知夢ってやつなんですが、これがすごい厄介らしいって話を聞きました。
と言うのはこれを幻想の能力として理解している人が多いってことなのです。
実際にはそうではないというのが妖怪たちの意見なんです。
寧ろ未来を予知する予見する対応するってのは人間が持つ特殊技能でありまして
妖怪が持っているってシロモノではないというのが意見です。
そもそも人間がここまで生き延びているのは、人間に先を予測する能力があるからであり、
そのために生産能力にバッファがあったりするわけです。
だから食料が枯渇する冬場でも冬眠することなく経済活動が可能というわけです。
通常なら一定サイズを超えた生き物は洞窟内で寝るしか無いのですね。
予知夢っていうのがあるとしたら、実際には自作自演か、または
ある程度自分の中で予測しているものが実際に起きたって程度なんだということです。
そんなものらしいです。あれは。
なお、守護霊を降ろす某人につきましては、嘘とは言い切れないという
意見をたくさんもらっているので、それについては現在見解を凍結させて頂いております。