□月 ●日  No2685 家族コミュニティを語る


 幻想郷の一般市民のコミュニティはどんなものかって話。
 一撃で妖怪をメロメロにするとか、催眠術をかけるとか、バチッとか色々あるわけですが
 基本的に顕界と大きな違いがあります。それは家族というより子供の扱いです。
 基本的に誰の子供かわからない人が多い。


 これって問題ではないかというかも知れませんが、そもそも良妻賢母という言葉が
 幻想郷分離タイミングであったスローガンのため、幻想郷内部では殆ど成り立たなかったのです。
 なぜこういう形になるかといいますと、農業を集約制にするって意味があるんですよ。
 だから通常、母と妻は別物というわけです。子供をなすことができるのなら可能なうちに
 出来るだけ増やしたほうがいいのです。


 幻想郷をもってしても顕界と比較すると子供の死亡率が高いのです。
 こればかりは仕方ない。そんなわけで産めよ増やせよになるんです。
 そうなると家族単位で行動させるなんて効率が悪いから、ある程度のコミュニティの中で
 融通しあうわけです。 
 これがうまいやり方というわけですね。


 ただし都市部になると一気に顕界のような家族構成になるんですね。
 もっともこっちはこっちで農村からの出稼ぎ組がいますのでそれはそれで
 出会いやらなんやらがあるらしいです。
 

 ここは幻想入りした家族の形ってわけですね。
 そういえば恋愛結婚って幻想郷ではあまり推奨されてませんでしてね。
 はい。