我々が幻想の世界の構成要素として重視しているものに「謂れ」というものがありまして
要するに幻想的要素を装飾するものというものです。
幻想的要素はその実態が結構お粗末なものが多いので、実際に力を発揮するには
盛ってあげないといけません。
顕界でも報道機関がショービジネスの謂れを作ることで、お金の価値を生み出そうとしていますが
それに似たようなものと言えるでしょう。
もっとも顕界では謂れをつくろうとする場面すら発覚してしまうことが少なくなく
その効果は相当減っていると思われます。
謂れはとりあえずハッタリでもOKでありまして、寧ろ当人からかけ離れたハッタリのほうが
効果があると言われています。中には本当に力になってしまった人間もいるらしく、
小型のアマテラスになってしまった人とか、逆に取り上げると運気が吹き飛んでしまう日記を
書人もいるらしいです。
このへんの人は狭義の妖怪として扱われています。
で、三馬鹿たちですが、いくらなんでもちょっと無理がある謂れは無駄だと思います。
というかアイドルとかっこよさを共存させようというのが無理があります。
市内戦でかっこ良く振る舞ったのですからその路線でいけばいいのにブレると、解体の憂き目に合うんじゃないでしょうか。
カーンカーンって。