最近ではすっかりテレビで言われなくなった怪奇ネタでありますが、
そのためか今ではネットや出版物で怪奇スポットの紹介がとても多くあります。
怪奇スポットについては、所謂飲食店の紹介みたいなものです。
まず売り込んでくる人が居ます。たとえばネットで書き込んだりとか、
その他にも直接出版社に投稿するところもありますね。
んで、妖怪の記者と妖怪たちの軽いバトルがあります。
要するに売り込み構成でありまして、たとえば十分怖がらせることが可能かとか
あと重要なのは、来た人の身の安全です。
実はそれが一番大事でして、これには2つの理由があるそうです。
ひとつは責任問題です。当たり前ですね。
最近ではコンプライアンスとか色々ありますから、出版社が責任を問われるような
ものって無理なんです。
もうひとつひとつは帰ってこなきゃ噂にならない。当たり前ですね。
例えば問答無用で襲ってくる奴が待ち構えていました。
いきなり命を奪ってきましたってパターン。この場合は退治の対象になるんです。
これはこれで実のところ噂にはなるらしいのですが、最悪封印されますから
とてもリスキーです。
まあそんなわけですから、幽霊たちも最近では結託してマイルドに驚かせるのを
生業にしているってわけです。
あいつらといったら、割りと顕界の住民と同じような情報収集をしてなんだかなあ
というしかありません。
んで、そういう本をうちの会社にもってこられますと、ああ、またかとか
ネタの重複が各所に見られて、ああこれ金貰ってるなとか、色々見えて面白いです。
ちなみに最高のネタは枕 おっと誰か来たようだ。