逆さ城ですが、ついにうちの会社のメスが入ることになったんですねって
あっちからの要請なんですけど。
理由はすぐにわかりました。これ天井じゃなかった床が崩落寸前なんですよ。
こいつらが空をとぶのは単純に床が崩れそうだからなんだとわかったのですが
こりゃ色々不便だろうなと思うこと仕切り。
面白いのは開口部が逆さじゃなくて改装されて上下逆さまになっていることです。
また外せそうな戸はきちんと外してありました。
さらに厠がおおむね独立していたのは不幸中の幸いといえるかもしれません。
そうでないと大惨事確定です。
おおむねといったのは、もちろん天守はもうそれはもうすごいことになっていたと
言うのですね。あそこは室内にトイレがあります。
何が言いたいかわかるね。
なんとか綺麗にして、今じゃきちんと処理されたって話ですよ。
恐ろしいですね。
で、とりあえず重量物である垣根の部分を軽量化しつつ、再構成するという
謎の耐震工事を行うことで契約がとれそうです。
現代の耐震装備をするってことで、ローハイミックスな構造物に期待するとしましょう。