八雲商事ができた当時国からまともな補助金は得られませんでした。
当時の明治政府はお金がなく、そこまでお金を回せなかったのです。
明治政府としては妖怪たちがお金を拠出すればよいと思っていました。
実に安上がりでした。
霊能局ができた経緯もなかなかひどいです。
神社仏閣の改廃によって実は雇用の問題が発生しました。
霊能局は職にあぶれた法術使いが集まる場所だったのです。
最初の頃はそうだったのですが、ちょっとするとエリート集団と化していきました。
何しろ、彼らとしては仕事をしてお金を稼がないとまずいのです。
とうぜん妖怪相手の荒事がメインとなってしまい今に至ります。