□月 ●日  No3658 企画書


 8ビットから16ビットのゲーム機の時代
 妖怪たちもどうにかしてこの新世界に進出するか
 マジで悩んでいた。


 怪談話したり、我らが将門様までもが
 このビックウェーブに乗るしかないってやっていた。
 まあ結果はあの通りです。


 飲み会の席で適当に決まっただなんて
 今となったら笑い話だが、あまりに魔物扱いする
 奴が多すぎてちょっと泣けたらしい。
 誰が見てもただの気のいいおっさんであることは
 間違いないのだが。


 つうかですね、許諾問題ってここでもあるんですね。
 マジで許諾問題はきちんとしましょうって話なんですが
 なんでも萌えに変わる現代ではもはやみんな諦めております。


 もっとも、今に始まった話じゃないと聞いて
 ご先祖様の業の深さもですね。