□月 ●日  No3726 現代の妖怪戦(物理)


 これまでの妖怪の戦闘では謂れのある兵器を使うことが
 重要とされてきた。
 現代においては少々違う。なぜなら謂れのある兵器を用いることは
 コスト面で折り合いが付きにくいからだ。
 だが最近ではそうした問題も解決しつつある。


 例えば幻想郷でAKを生産してしまうというのがある。
 幻想入りしていないがある意味幻想入りしているともいえる
 構造を利用して、どこでも生産してしまえば
 妖怪相手に威力を持つAKの出来上がりだ。


 命中精度が低くても、威力だけならこれで十分だ。
 つまり現代においては、無理に術式を設けて何かしらの儀式なんて
 する必要がない。
 可能な限り大量生産で安価に武器を製造する。
 それをもって飽和攻撃を仕掛けるのがトレンドなのだ。