これまでの妖怪の戦闘では謂れのある兵器を使うことが
重要とされてきた。
現代においては少々違う。なぜなら謂れのある兵器を用いることは
コスト面で折り合いが付きにくいからだ。
だが最近ではそうした問題も解決しつつある。
例えば幻想郷でAKを生産してしまうというのがある。
幻想入りしていないがある意味幻想入りしているともいえる
構造を利用して、どこでも生産してしまえば
妖怪相手に威力を持つAKの出来上がりだ。
命中精度が低くても、威力だけならこれで十分だ。
つまり現代においては、無理に術式を設けて何かしらの儀式なんて
する必要がない。
可能な限り大量生産で安価に武器を製造する。
それをもって飽和攻撃を仕掛けるのがトレンドなのだ。