□月 ●日  No3967 取材ですから


 妖怪が乗り物などに擬態するケースは枚挙にいとまがない。
 理由は簡単で、速度などを出すには既存のテクノロジー
 取り入れた方がはるかに楽だからだ。
 もちろん簡単ではない。たとえば外観をコピーしても
 制御系のコンピューターはソフトをコピーしないとならず
 制御系のデータ回りなどはその都度転送しないといけない。
 実はかなり面倒である。


 そこで先行で半導体のコピーを優先し、そこから胴体をくみ上げている間に
 データをコピーする方法が上がっている。
 この方法だと結構うまくいくらしいが、カーナビゲーションのデータで
 引っ掛かり結構大変だったらしい。


 今ではカーナビが携帯電話のナビゲーションに変わりつつあり
 それはそれで寂しいとのこと。
 地図を更新できるとあって結構便利だったんだとか。


 ちなみにぼろ車がしばしば擬態対象になるのは
 単純に構造が簡単か、昔のノウハウが使えるからである。
 新しい車はそれだけ難しいのだ。
 バックモニターの実装方法で大騒ぎしていたモーターショーに
 いる妖怪変化たちの愚痴でした。