妖怪が乗り物などに擬態するケースは枚挙にいとまがない。
理由は簡単で、速度などを出すには既存のテクノロジーを
取り入れた方がはるかに楽だからだ。
もちろん簡単ではない。たとえば外観をコピーしても
制御系のコンピューターはソフトをコピーしないとならず
制御系のデータ回りなどはその都度転送しないといけない。
実はかなり面倒である。
そこで先行で半導体のコピーを優先し、そこから胴体をくみ上げている間に
データをコピーする方法が上がっている。
この方法だと結構うまくいくらしいが、カーナビゲーションのデータで
引っ掛かり結構大変だったらしい。
今ではカーナビが携帯電話のナビゲーションに変わりつつあり
それはそれで寂しいとのこと。
地図を更新できるとあって結構便利だったんだとか。
ちなみにぼろ車がしばしば擬態対象になるのは
単純に構造が簡単か、昔のノウハウが使えるからである。
新しい車はそれだけ難しいのだ。
バックモニターの実装方法で大騒ぎしていたモーターショーに
いる妖怪変化たちの愚痴でした。