紅魔館建設に当たって大問題は悪臭対策です。
悪臭対策を制する者はなんとやらでした。
実のところ大問題は蝋燭でした。トイレの問題はトイレを
入れれば済む話だからです。
移転前は敷地外にあったトイレですが、現代ではきちんと
建物内部に設置されています。
で、蝋燭ですが、最大の問題が動物性油を使用するための
悪臭でした。匂い対策は最終的に顕界で対応としたいのですが
蝋燭の維持のために結構なお金を使っていることもわかり
魔術でどうにかしていたんじゃないのかと思うことしかりです。
つまるところ、ロスを減らすための魔術をかけていても
ずっと維持することはかなわないってことですね。
電灯などで維持するって手もあるのですが
消費電力が大きくキュービクルが必要になりました。
そうなると美観がネックになりお嬢様より却下されました。
結局ですね、換気口をつくることで話が付きました。
なんか顕界の新建材を見えないようにつける方がかっこいい
ってことになりまして、それを設置しています。
費用も安いってのは秘密でいいでしょう。