□月 ●日  No4603 バレット

 むかしむかし、中東には巨大な帝国があったそうな。
 帝国といっても超緩いやつで、支配下にはいると宗教とかは自由だし、
 お金は同じのが使えて便利で、兵隊は概ね傭兵だったそうな。
 ところがこいつらは一神教の狂信者たちにすればとても恐ろしい存在だった。
 そりゃ宗教が自由だからな。
 
 んで、連中は巨大な帝国に抵抗するためになにを使ったのかっていうと
 結局妖怪変化が使っていた戦い方を利用しだした。
 というよりこれ、遥か東の大陸で使っていたのを妖怪変化が模倣
 そんでもって、そいつを人間が模倣するというものだった。
 妖怪変化が模倣したことで西に伝わるのがちょっと早かったし
 洗練して伝わることになった。

 妖怪変化はこの段階ですでに人間の武力が自分たちでは制御不能
 理解していたので早急に武装が必要だったのだが
 一方でそんなことをした日には人間との関係が壊れると思った妖怪も出たのも事実で
 人間に弾幕戦のノウハウを教える妖怪も出現

 その人間は時限発火装置や火炎放射器を開発 
 爆炎の魔術師と呼ばれたそうです。
 まあその魔術は妖怪にも伝わって今のスペルカードで出現するあれも
 その人物の名前を模しているそうな。