■月 ●日  No5279

 うちの社員の戦闘能力数値化の試みってありますが、だいたい意味がないことが多いです。
 そもそも数値なんて弄ってなんぼ、スキルが定量化できるかどうかってのは
 そんなのテクノロジよりも試験とかのほうがずっと効果的と言う身もふたもない結論。
 だいたい、ステータス画面オープン自体が色々アレ、実際にはたくさんステータスが
 あってもそれアクティブなの?って話になってしまう。

 朝倉なんかこの方法でカウントしちゃうとMP無限大になる、実際にはそこまで
 ハイキャパじゃない。ただ魔力を回収する手段がたくさんあるので、
 ちょっとの消費では即回復してしまうのだ。また、朝倉の術の中には
 スペルカードパサーなる技術もある。こいつはスペルカードの使用回数を
 なんと他人に譲渡できるという詐欺であり、パサーしてほかの人にスペルカードを
 利用させて使用者の魔力を再度増幅して再度パサーするという永久機関のような
 運用が出来てしまう。まあ、朝倉に言わせれば、補給が不足している状況で
 やっている間に合わせであり、結局赤になるとのことだが効率は半端ない。

 こうなると、もはや何とかのスキルっていうのがあまり意味がない。
 実際に仕事でどのように使うかであるから仕方ない。
 というかスキルが先にあってどう使うかってことはまずないです。
 そんなことができばそれはチートですね。これはどの妖怪変化においても同じだ思います。