■月 ●日 No5321
幻想郷に行くものと言えば、珍兵器の類がしばしばやってくるんですよね。
香霖と仕事をしましたが、結局我々よりも危険物の専門家が都度
爆破処理してました。爆破したので問題ありません。
って問題ありまくりだろアホか。
どうみても周辺を汚染しまくりで、河童というかこの場合は山のほうか
すっげえ嫌な視線をかけていてめっちゃ痛いです。
まあ除菌剤とか、汚染対策の処理とかの手配はこっちでやってるんですよね。
特にこの手の仕事を思いっきり引き受けてくれるのが妖精たちです。
彼女たちにとっては汚染物質の浄化は比較的容易で、しかも金になることを
知っています。汚染浄化の仕事を振るとすげえ数の妖精が集まります。
人海戦術で処理を行うため、遅くても一週間で除染が終わります。
顕界でこんなの見つけたら国土交通省の連中がひっくり返って泡吹かしそうです。
妖精たちの給料はバカになりませんが、一応一人アタマ換算だとお小遣い程度です。
問題は数。数百単位なのでダブって渡さないようにするのが腕の見せ所です。