幻想世界ならではの問題を説明しよう。
特に問題となるのが大気汚染問題である。
特に盆地である幻想郷においては
空気より重い比重のものは大気汚染としてクリティカルな問題となる。
工場が地下埋設となり、基本的に浄化処理をしながら
外に放出しないとならないのはこのためだ。
工業化が遅れたのもほとんどこれであり
いわゆる浄化技術については顕界の最新技術が
投入されるようになっている。
つまるところこの土地の形状が
過度な工業化から守れるという一種の保険となっている。
妖怪たちの説得材料に有利に働いているのだ。
こんなもともあって、幻想郷の場所が決まっている
ところも留意していただきたい。
ちなみに明治期では海風 陸風をつかった大気浄化が主だった。