■月 ●日  No5394

 顕界で流行中のデスゲーム案件ですが聞かれて困るのが
 デスゲームってどうやって展開できますかって技術的質問です。
 利用者の安全を確保しつつデスゲームをするってよくわからない
 話であり、それってデスゲームっていえるのかという定義的な
 問題もありますが本人はいたって真面目に考えています。
 
 だって仕掛ける側だって取り締まりの対象になるのは
 いやに決まっているのです。
 ポイントは、最初にデスゲームに文句を言って殺される人を
 あらかじめ用意することでありまして、これを忘れると 
 一気に緊張感が吹き飛ぶわけですが、海外に輸出された
 デスゲームではノウハウ不足なのか、デスゲーム不参加者を
 普通に家に帰すというアホなことをやってしまい、速攻
 当局にばれるというウルトラCかましてくれています。 
 
 こうなってくると政府がどうとかとか、謎の金持ちがとか
 その辺を用意しないと話が大変なことになります。
 まあ、実際の運用では圧倒的な暴力装置でぶっ潰される
 方が人気が出てしまい、今デスゲームつぶしブームまで
 起こっていてデスゲーム主催のセミナー商法やってるやつが
 顔真っ青になっているという事案が耳に入り、頭から
 思考がいろいろ吹き飛びつつあります。