■月 ●日 No5437
急に寒くなってきました。寒くなって木枯らしとかが吹き荒れますと、
瞬間的に飛行する妖怪が減るのでわかりやすいです。あと天狗たちが急に
スパッツとか、タイツとか履きだしたら冬の訪れといえるでしょう。
まあまた生足に戻るんですけどね。
以前も書いていましたが、基本的に妖怪たちの大半の露出度が低いのは
寒さ対策です。たとえ夏場であっても高高度では本当に寒いため
地上の感覚で薄着でいますとすぐに低体温症で命の危機です。
妖怪であっても人間よりも高レンジに耐えられるわけではないので
かなり厄介です。むしろ暑さ寒さに弱い場合があります。
さて、環境工学の分野で、PMVという言葉があります。
予測平均温冷感申告の略称であり、本来は暑さ寒さの評価に用いる指標ですが
幻想郷ではPMVを種族間温冷感の評価に使っております。
つまり、温度 湿度 放射 気流 が一定の場合 着衣量が計算できれば
妖怪変化の活動量を推測可能なのです。
妖怪変化の活動量は存在出力に比例するため、この手法で
一般的な妖怪の評価に利用できます。
もちろん妖精は除くのですが、こっちは高エネルギー体として別の
指標になるのですね。