■月 ●日  No5820

 幻想郷がらみでよく聞かれる話なんですが、幻想郷の住民と会話は可能かなんですが
 まあこれは意外と何とかなります。多少方言はきついですが耐えられます。
 やばいのは古い妖怪です。こいつらの言葉を理解できるのは言語学を学んだ魔法使いや
 それ専門に見識を深めた博麗の巫女くらいなもんです。
 ヴァンパイアの主人とかはその点だいぶましですが、彼らとしては顕界の情報は
 かなり大切なので顕界の言葉が通じる妖怪を探すのは絶望的とまではいいません。

 たとえば算術とか学問を学ぶ人間は蘭学扱いで現代語を覚えますし、
 顕界住民と渡り合える化け狸とかとエンカウントすればまだ望みはあるでしょう。
 つまり実際の住民には意味不明の言葉をしゃべってるってことでありまして
 そりゃ連中が町から隔離された生活になるのは当然ですよねってことになります。
 
 ちなみに魔法使いが顕界の言葉を使うのは事故防止のために利用される
 薬物系の情報で顕界の知識を利用するからです。
 これで事故死の割合がめっちゃ減ったそうです。
 特に水銀中毒なんかは減ったそうですよ。