■月 ●日 No5852
小兎姫曰く、妖怪でも人間の姿をした状態で犯罪を犯せば人間の法律を
適用できてしまうらしい。なにしろフリークスっていうことで犯罪を見逃すと、人権団体が
アップしてしまうんだとかなんとか。いや、こいつ人間じゃないからというと人権を守れって
言ってくれるらしい。もちろん団体側の言い分は理解できる。妖怪でも犯罪を犯したら
現行法の範囲内で取り締まるべきなのだ。そりゃそうだと。
もちろんこの仕組み一見すると道理に適っているっているんだが、問題も多い。
たとえば、やたら戦闘力がある場合ですね。人を襲っているんだけど、相手が
バケモノとかの場合はどうするんですかってやつですよ。
人間が起こした犯罪と同じで普通にやられて下さいって言っちゃうんですよ。
うん、難しいわ。
割とよく使う法律が入国管理法で、フリークスたちは基本的に身分証明持ってないから
外国人犯罪カウントで対応するってやつですね。外国人にとってはいい迷惑だけど
現行法で妖怪を取り締まるのならこれが一番道理に適っているんだと。
もちろん相手も対抗策を練っていて、例えば就労ビザとかとって、カレー屋あたりを
根城にするってスキームがあるんだとかで。すげえ闇が深いなと思うこの頃ですよ。