■月 ●日 No6039
幻想郷を理解する際に問題となるのが、幻想入りしたものの定義である。
特に顕界で後世の人や演劇などで存在してることになっている者の存在が
幻想郷に行ったらありませんでしたってのはかなりざらである。
たとえばニンジャの類がそうで、いわゆるスパイ業なんだが幻想郷にいるような少女がニンジャってのは
まずありえない。クノイチっていうのがそれであるっていう意見もあるが、そもそもクノイチってのがいない。
なので幻想郷にはニンジャの類が存在しない。ニンジャがいるとしたらそれは顕界からやってきている
侵入者である。小兎姫などのようにだ。
同様に黒装束を着ていたらその時点でアウトだ。本物のニンジャにそんなやつはいねえってことになる。
そういうニンジャは時代劇とアメリカンニンジャで十分である。
まあ黒装束は妖怪相手だとそれなりに有効じゃないかっていう人がいるけど、まず意味ないよ。
というわけで、幻想郷に侵入するアホが概ねこの辺を間違って理解しているので
判別が凄い楽だ。たとえば幻想郷の施設は概ね看板がないのでよそ者は
間違えるといった感じである。
だいたいいつもこの手の案件で通報受けて、捕まる侵入者がなんでわかるんだって言われるのだが
ちょっと考えればわかるんだよチミィ。
おかげで、最近私は外部から侵入者を検知する程度の能力って認定されているようで、もうねアホかと
馬鹿かと。