■月 ●日  No6077

 妖怪が幻想郷にやってくるのはさまざまなのだが、もちろん幻想郷行きを阻止しないと
 ダメなケースもある。 それが顕界で何かしでかしたので幻想郷に亡命するパターンです。
 もちろんしでかしの中には幻想郷に行った方が良いケースもあるのだが、現代では
 妖怪が経済犯罪をしでかすパターンがあるのだ。

 こうなると資金を回収しないとダメとかそういうのがあったり、ひどいと幻想郷を資金洗浄
 利用しようとするとかまでありまして、こういうのを取り締まらないとダメってことになる。
 なにしろ妖怪というのは独自のコミュニティがあるうえ情報戦で有利なケースもある。
 あるというのはこの手の案件で被害者になるのも人間ばかりではないということである。
 これが物事が簡単に済ませない理由だ。

 とはいっても幻想郷に行ってしまえば大丈夫ってことはない。
 この手の連中を退治するのが博麗の巫女だったりするのだ。
 そしてこの手の犯罪者は生きて引き渡せばお金がかなり入る。
 だからだいたい報奨金狙いで山狩りが始まって数日くらいで捕まることがほとんどである。
 ちなみに受け入れ先が裏切って報奨金貰うケースもあったりする。

 天狗たちがそのスキームで荒稼ぎしているのを見ているので間違いない。