■月 ●日  No6242

 現代において妖怪たちが幻想郷に行こうとすることはあるのかと言われたら、
 一応はあると言っている。
 まあだいたい碌な理由ではない。一番多いのが経済犯罪とかしでかして、
 幻想郷に身を隠そうとするって流れであり、こいつらは多くの場合博麗の巫女に
 退治されることはない。
 彼らを処理するのは霊能局の連中だ。つまり警察が動いている。
 んでどうなるかっていったら普通の人間として逮捕起訴して臭い飯を食わせるのだ。

 ところがここ最近この辺の流れが変わりつつある。
 妖怪たちが顕界のインフラの問題で幻想郷ではなく、顕界に特定土地を用意して
 そこに妖怪を匿うというミニ幻想郷を再現しようって動きがあるのだ。
 
 博麗大結界だと完全にインフラまで隔離することになるから合法的に土地を
 購入してそこに妖怪を住まわせるというものである。
 まあ、普通に指名手配されるから普通につかまるんだけどな。

 このような土地が幻想郷というべきかどうかはわからないが、気を付けないといけないのは
 このような土地が幻想郷としての定義をクリアーして勝手に幻想郷の地図に加わる事象だったりする。
 これが超絶面倒なのでこの問題について取り扱いたい。