■月 ●日 No6243
幻想郷ではこのところ顕界の普通の建物が転移するという事象が発生している。
規模が大きくなってきているため、博麗の巫女から異変認定されており、
こちとら退治されそうになったわけだが、原因はインフラ隔離を嫌がった一部妖怪による
集落形成である。
まあおかげで幻想郷に近代的建物が建つ場所があり、ちょっとした観光資源に
変貌している。もともとここにいる連中はちょっとばかり問題を起こして
ここにきているので基本静かに暮らしたいことが多いのにこれはひどい。
個人的にとてもいたたまれないことになってるのは見ての通り。
さて今日ここで小競り合いがあった。なんかここに移転してきた妖怪が
幻想郷の妖怪に喧嘩を売ったらしい。スペルカードなしで。
もう気の毒だが、そんなことをしたところで速攻ボコられる。
それで気づいたんだけど現地の妖怪と顕界の妖怪で致命的な違いがある。
それは実戦経験。スペルカードで実戦が凄い安い幻想郷住民と比較すると
戦闘を避けるのが標準の顕界の妖怪では喧嘩になるまでのラインも違うのだ。
なんで指名手配犯を守るために仲裁しないといけないんだ。
現地の妖怪からなんでだとって詰問されたが、そりゃあーた通報するために
決まってるじゃないですか。